3月のコラム

お身体セルフケア・ワンポイント:足のツボで快眠を

 鍼灸マッサージRAJIです。新型ウイルスのこともあって、ストレスフルな中で体力を維持したい今年の春ですね。

 この季節にご紹介したいツボ(経穴)として、「肝」の働きを高める「太衝(たいしょう)」があります。

       

 東洋医学で考える「肝」の働きのなかには、全身の血(けつ≒栄養源)の量のコントロールや、筋や目に関わること、怒りやイライラの感情、いわゆる自律神経症状に関わることまでがあります。

 「肝」はまた、眠りにも関わっています。昼間は血を筋や頭に分配して活動し、夜には肝に帰して眠りにつくはずが、肝が不調になると血が戻りきれず、なかなか眠つけなくなることも。

 気持ちが落ち着かない、疲れ目、不眠…そんなときに足のツボもよかったら試してみてください。

 セルフケアとして、指で気持ちいいくらいに圧す指圧でもいいですし、貼り付ける温かいお灸(台座灸)もおすすめです。

 自分に合うツボは?やり方は?などもどうぞお声かけください。

3月の薬膳茶

薬膳茶専門店citrusと申します。
季節の養生や薬膳についてコラムを書くことになりました。どうぞよろしくお願いします。

暖かい日も増えてきて、本格的な春はもうそこまで来ています。
冬眠していた動物は目が醒め、植物はのびのびと芽を出す季節です。
人間も、自然界の一部です。心身の働きが活発になり新陳代謝が高まり、デトックスに最適の時期とも言われます。

このときポイントとなるのが五臓の「肝」の「気の流れをスムーズにする働き」です。すらすら、のびのびと気がスムーズに巡れば良いのですが、流れが滞ると鬱やイライラにつながることも…。

この「肝」の養生には、クコの実、なつめ、黒豆といった、血を補うものをとりましょう。
というのも「肝」は血が少ないと正常に働けず、スムーズに気を巡らせたり、デトックスをすることが出来ないのです。
ただし、血を補うものは、栄養豊富で消化の負担になることもあります。胃腸の弱い方は、薬膳茶でとるのもオススメです。

薬膳茶専門店citrusではクコの実やなつめ、黒豆を使用したお茶を多数ご用意しております。
よろしければホームページをご覧くださいませ。

旬のものから命をいただく~デトックス効果のある野菜〜

春のメニューを考えていると、決まって菜の花の辛し和えが思い浮かびます。菜の花は黄色と緑が春らしく見ているだけでもワクワクして元気が出てきます。なぜそのメニューが食べたくなるのか調べてみました。

冬の寒い間、新陳代謝が悪く体には老廃物が溜まってしまいます。だんだんと暖かくなって動きやすい春になるとからだはこの老廃物を一気にだしたくなるようです。だからデトックス効果のある野菜が食べたくなったんですね。デトックス効果のある春の野菜としては菜の花をはじめ、やっぱり食べたくなる「ふきのとう」や「タラの芽」があります。この独特の香りや苦みこそが解毒作用や新陳代謝を促す働きをしてくれているんですね。

「旬のもの」にはその季節の体にとって必要な栄養素が多く含まれています。何を食べたいか体の声を聴いてみると、必要な栄養が食べ物からわかってくるかもしれません。そうやって自然に食材を選んでいけるといいなぁと思います。

ちょっと苦みのあるフキノトウ入りのコロッケはかえる食堂で食べられます。

3月のレシピ

美事家庭料理教室 自分で作るって楽しいね🎵 

露地物のいちごはこれから旬を迎えます。
おひな祭りのデザートにもおすすめです!

いちご白玉(いちご)
20個分
いちご   100g
白玉粉   100g 
練乳    お好みで
生クリーム お好みで

①いちごを潰す
②白玉粉に少しずつ①を加え混ぜる
③耳たぶの柔らかさにまとめる
④20等分にして丸める
⑤沸騰したお湯で2分茹でる
⑥氷水で冷やし水気を切る
⑦いちご、練乳、クリームと一緒に盛り付ける

できあがり![/caption