7月のコラム

胃腸の調子を整えるツボ

酷い雨の7月。九州出身の私は、何ができるわけでもないのに気がかりになってしまうこのごろです。

この天候で、オンラインダイエットでサポート中の方々も、重だるく、運動や食事が思うようにいけないことも。「湿邪」と「暑邪」。自然なことだと思います。

こんな季節に、いわゆる”胃腸の調子”が今ひとつなとき、最初にお灸をしたいのは、有名な「足三里(あしさんり)」。

併せて「大都・太白(だいと・たいはく)」もおすすめです。
足の親指のつけ根のボコっと出た骨の向こう側(指寄り)とこっち側(足首寄り)の凹み。

「脾」の経絡の重要ポイントで、消化吸収のはたらきを底上げしてくれることが期待できます。一年中でもケアしておきたいポイントです。熱めのお灸もいいですね。

そして、こんな蒸し暑い、重だるいときも、足首とおなかの保温を、ぜひ。


鍼灸マッサージRAJI
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胃腸をいたわる

薬膳茶citrusです。
引き続き湿気の多い季節が続いていますね。
なんだか疲れやすい、だるい、重いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういうときは、元気の出るもの、パワーの出そうなものをモリモリ食べよう!(焼肉とか?)なんて思うかもしれませんが 
体調がイマイチのとき・疲れているときは
胃腸もパワー食材を受け入れる元気がありません。
せっかく食べたものも
カラダに必要なモノ(気血など)には、化けてくれないのです。
じゃあ何を食べたら?と思うかもしれませんが
まずは、胃腸のチカラを弱らせるものを控えることから始めましょう。
中医学の本を開くと、ほとんどの項目に病気の原因として載っている「飲食不節」。
甘いもの・脂っこいもの・冷たいもの・生モノ・味の濃いもの
不調の原因になりやすいのでなるべく控えたいところです。
薬膳茶citrusでは、
胃をいたわる紫蘇や陳皮などが入った薬膳茶をご用意しております。
よろしければご覧下さいませ。

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旬のものから命をいただく7月 

 旬のものから命をいただくといっていいかわかりませんが、旬のころ収穫し、加工することによって1年中頂けるものがあります。特に今の時期には大活躍。日本のソウルフードの一つかもしれません。

それは梅です。梅の季節は6月ですが、そのまま食べずに、青梅を使って、梅酒、梅ジュース、梅ジャム、黄色く熟した梅を使って梅干しを作ります。

梅の原産地は中国で日本に入ってきたのは奈良時代以前と言われています。花の鑑賞用だった梅は江戸時代には庶民の中で梅干しとして食されるようになっていったそうです。

梅の実には多くの薬効があって古くから民間療法として使われています。梅の実自体にはビタミンやミネラルはあまり含まれていませんが、梅干しになるとクエン酸などの有機酸を多く含むようになります。クエン酸は胃腸の働きを活発にし、食欲を刺激し、さらに疲労物質の乳酸の生成を抑える働きがあるため疲労回復、健康維持に役立ちます。その他、カルシウムなどのミネラルは水に溶けにくく吸収しにくいのですが、クエン酸と一緒に摂ると吸収率がアップします。また、梅干しには、殺菌作用があり、お弁当にも梅干しを積極的に入れたり、おにぎりの具としても殺菌作用を期待して使われています。

梅に関わる言葉で「梅塩(あんばい)」という言葉があります。昔は梅酢で味付けしていたため「塩梅」という言葉はお料理用語として使われました。

物事の加減や健康状態など、「絶妙のバランス」、「いい状態」を「いい塩梅」と表現するのは食事が身近にあったことが想像でき、それと使って表すのは粋な感じがします。

食べる以外の薬効としては、アルミホイルに梅干しを包んで黒焼きにし、熱湯を注いで飲むと発汗が促されます。肩こりには梅干しの果肉をガーゼに延ばして患部貼るとクエン酸が血行を良くして痛みを和らげてくれます。

梅干し一つで元気になる訳ではありませんが、回復の第1歩、ゼロから1への働きは重要です。それが梅干しのような気がします。

自家製梅干しのおむすび、元気が出る青梅のジャムはかえる食堂にあります。

美事の旬菜レシピ

🌽とうもろこしごはん🌽

■材料■2合分
米         2合
とうもろこし    1本
☆白だし      大さじ2
☆醤油       小さじ1
バター       5g

■作り方■
①米は研いだら通常通りの水加減にして30分浸水させる
②とうもろこしは包丁で実を削ぐ(芯も使うので捨てないでね!)
③浸水後☆印の調味料を入れ一混ぜし、とうもろこしの実を入れその上に芯ものせる
④とうもろこしの上にバターを散らし炊飯する
⑤炊き上がったら芯を取り除いて出来上がり!

🌿お米の上のとうもろこしの実と芯をのせたら、かき混ぜないで炊いてね!
🌿バターは香りの隠し味!とうもろこしの甘い香りが引き立つように入れています!
🌿citrus さんから薬膳アドバイスをいただきました!
とうもろこしのひげもお茶パックに入れて一緒に炊くと、むくみや消化吸収アップなど、余すこと無くとうもろこしの薬膳効果をいただけます!
citrus さんありがとうございます!

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